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中越沖地震

中越沖地震について、いろいろ報道されていますが思うところを書いてみます。

伝統構法は弱いのか
1)被災地域は戦後の成長期に建て替えた建物が多い。
  古い建物に見えても伝統構法のような在来工法が殆ど。
  また、被災地より山間部は戦前からの正しい伝統構法が残っていたが
  米産地ゆえ結構裕福なので建て替えが多い。
  土壁で伝統構法に見えても貫と三ツ割筋交いが混ざったもの。
  当然、基礎は布基礎、石場立ては山間部にあったかどうか。
  伝統構法と在来工法が混ざった建て方が多い。

寺院の倒壊は伝統構法の弱さか
2)寺院の倒壊は阪神や能登でもありますが。
  構造計算を行っていない寺院は棟梁の感が頼り
  柱の太さが張間に対して十分にない場合あっけなく倒壊します
  建物の踏ん張り(いわゆる曲げ抵抗)は柱の太さによるので、
  振動に踏ん張りきれずに倒壊したと思われます。

地盤の影響が大きい
3)液状化の影響は大きいと思います。
  液状化で地盤がゆるむと傾きにより壊れやすくなる。
  地盤が弱ければ振動も増幅するので壊れやすい。

能登の被災や中越の写真でもシロアリの被害が倒壊を招く事例は多い。
安易に古いから倒れたというマスコミの報道は何の科学的検証もないデマ。
定期的なメンテナンスを行いシロアリの補修をしていれば
持った建物が多いと思います。
定期的なメンテナンスとシロアリ対策は重要でしょう。

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