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2008年3月の3件の記事

日本家屋(民家)の耐震補強調査

土日と大阪八尾市の日本家屋(民家)の耐震補強の調査に行ってきました。
コーディネーターが居てその方から声を掛けていただきました。もう一方民家再生を多くやっている工務店の社長もいっしょでした。

建物は築160年ぐらいと思われる地主の家。元々は茅葺に瓦の下屋が廻った造りでしたが、
27年ほど前に茅を小屋組ごと取っ払って、瓦葺きの二階を作って今に至ります。

10年ほど前、阪神の震災後に京都の宮大工へ耐震補強の調査と工事見積もりを依頼したところ、
補修と補強で1000万円の見積もりが出て見込みと大幅に違いずっと頓挫していました。

今回のコーディネーターの方が昨年末に100~200万円ほどで壊れても人命が助かる補強を提案する
記事が新聞に載りそれを依頼者が見つけ工事費用200万円を目処に耐震補強の調査を依頼されました。

さて、建物の状態ですが何度も白蟻に被害に遭っていて、補強するにしてもなかなか悩ましい建物でした。
座敷の続き間の所は差し鴨居がしっかり入っているので、これを活用して壁を増やして、潰れない補強は出来そうでした。

住まいとしては生活様式に変化に合わせて増築に増築を重ね間取りに無理はあるました。また増築屋根の納まりは谷が多くて雨仕舞いが悪い。直すなら住み心地も考えて大規模改修を考えてもいました。また、解体更地にして新築する考えやマンションに住み替える考えされていました。
八尾市は古い建物をまちおこし活用をかんがえており、現在文化財を修復工事中、市の資料館として公開予定です。この日本家屋も街の中の宝でもあります。

話は多岐にわたり純粋な調査というよりはカウンセリングをしながら方策を検討する二日間でした。

提案としては。
安易に耐震補強する前に屋根の瓦を軽い鋼板葺きに変更し、重畳を軽減させてから必要な補強をする。
解体して新築するなら大規模な改修工事して貴重な日本家屋を生かすことをお話ししました。
住み方に合わせて大規模な改修工事も新築を考えれば可能です。私としてはぜひやってみたいです。

一日二日で結論は出ませんので、しばらく考えて方針決まったらまた連絡をくださいとして終わりました。
先どうなるか解りませんが今回の出会いが良い方向に進む縁となればと願います。

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新月の木 取り扱い開始

新月の木をご存じでしょうか。
月齢の新月にかけてに切る木は丈夫で長持ち、虫が付きにくくカビ難い。
これは満月を過ぎて新月にかけて木が眠っているからといいます。
この数年幾つかの林産地で広まってきています。

新月の木と通常の伐採との比較は大きな数値にならないので、
科学的検証はまだまだ時間が掛かると思いますが。
私的には疑似科学的な物でなく実際に有効な技術とみています。

先日、新月の木を実践されている天竜の製材所の社長様が
わざわざ上京されて色々お話し伺いました。
先日の取材の記事を読んで「ぜひお会いしたい」との事でした。

木のこと、山のこと、大工のこと、色々お話ししました。
今度はぜひ建てた家を見せてくださいとお話しいただきました。
今後は新月の木も産直で扱えます。輪が広がっています。

天竜杉の石川木材 http://www.suginoie.jp/

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取材を受けました

工務店向け業界紙の新建ハウジングの取材を先月受けました。
3月10日発行のものに掲載されましたので遅ればせながらご報告まで。
伝統構法について、受賞した提案について、基準法の改正についてなど
限られた誌面でしたが考えを話す機会をもてて感謝しています。

新建ハウジング社
http://www.s-housing.jp/

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