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2008年5月の6件の記事

欠陥住宅

複数の欠陥住宅の交渉や訴訟に関わった経験から。
欠陥住宅の事例の多くはローコスト住宅。
坪単価の安い工務店や建て売り住宅。
そして、ローコストを売りにしている建築家。
安さだけを売りにしている業者には注意が必要です。

最近はJIOなど保証かけているので
修繕工事を的確に行えますが。
住んでいながらの工事になるので、
精神的な疲労はかなり負担になります。

補償が効かない場合は最悪です。
交渉も揉めて、適当にはぐらかします。
ローコストで建てるときは交渉の弁護士費用で
50万くらい用意しておくことを薦めます。

提訴になると200~300万円掛かります。
そこまで事前に用意できるなら、
相応のコストで建てる方が賢いと思います。

工事の進み具合に不安を感じたら、
早急に弁護士への相談してください。

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建築材料の高騰

原油高から各種建築材料の値上げが続いています。中国の建築ラッシュから鉄鋼の高騰はここ数年の傾向ですが。鉄筋も先月値上げがありました。窓サッシ・新建材・樹脂シート・防水なども今後値上げになります。木材も人工乾燥のほとんどは重油を使っているので原油高騰の影響を受けるでしょう。外材も船の輸送費が値上げの影響が出るでしょう。

当面コストを抑えて建てるのに良い条件が難しくなってきます。現在建築を検討中でしたら少しでも自己資金を準備して進めてください。

当事務所は問屋経由の流通ルートにて適正価格の提供を頑張ります。

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ツーバイフォー(2X4)の設計

弊社ではローコストや限られた物件でツーバイフォーを行っていましたが、この度良質な材料の高騰から在来工法と工事費が変わらなくなったので、止めることにしました。
元々ツーバイフォーは日本の気候での耐久性に疑問を持ち、構造耐力も釘の保持力だけに頼る脆弱さから積極的に採用していませんでしたが、カナダからの良質な材が高騰してしまい、コスト面のメリットもなくなったので続ける必要性が亡くなりました。コストを抑える場合は在来工法か鉄骨のプレハブで対応していきます。

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自然の力を超えることは難しい

震源が10KMと浅く、M7.9の規模から現在の日本の構造基準でも、3割が倒壊するであろうと先日に日記でも書きました。
今日の報道で規模は阪神大地震の30倍、破壊された断層は250KMの長さとありました。こういう数字が出ると推測も理解しやすいと思います。

例えここ10年くらいの構造設計であったとしても相当の被害だろうし、山崩れ、地滑りの大きさから建物の構造だけじゃどうしようもない災害でもある。
冷静に分析すればするほど地球に住むことの難しさを実感します。

但し、
都市部の小学校の被害や病院の被害は強度がちゃんとしていれば避けられたでしょう。それは、同じ地域のホテル及び軍の施設が機能していることから解ります。

震源に近く8割が倒壊した地区も強度があれば倒壊を半数以下に出来たでしょう。

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四川省大地震

この規模の地震だと日本の構造基準でも3割は倒壊する恐れがある。
更に低いと思われる中国の基準では持たないですね。
四川省の山側は地震の多発地帯なのに、
それに対応できなかった中国政府の責任は大きい。
死者は10万近く行くのではないか。

データ
発生時刻 2008年5月12日 15時28分ごろ
震源地 中国中部
緯度 北緯31.1度
経度 東経103.5度
深さ 10km
規模 マグニチュード 7.9

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伝統構法の会 ご案内

役員を務めています伝統構法の会が2月8日に内閣府より特定非営利法人の認証を受け全国的に活動を広めることとなりました。

当会は「伝統工法」として技術の継承をされてきた日本独特の木造技術を工学的に検証し「伝統構法」へ昇華し真に正しい技術を次世代に継承することを目的とします。

全国には地域独特の多種多様な技法がありそれぞれ歴史の中で改良を加え現在にいたっています。この多種多様な発展が「伝統構法」の特徴であり、広く情報が伝わる現代こそ多様な技術を尊重しそのすべてを科学的に検証し次世代に継承させるべきと考え地域への取り組みを今度進めて参ります。

すでに建築学会の伝統的木造の設計法および実証実験検討小委員会への参画し、伝統構法を実践する上で簡易な構造計算の確立、仕様規定策定に関わっています。また、予算の目処が立ち次第独自に実証実験を行う予定でいます。設計について講習会も予定しています。

各地にて「伝統構法」に関わる職人・建築士・工務店経営者・学識研究者が一同に集まり、現在途絶えようとしている「伝統構法」を全員で支える活動を目指します。多くの皆様がこの趣旨に賛同し当会に参加されることを願います。

会について気軽にお問い合せ下さい。

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