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適材適所 木づくり

木には多様な種類があり、それぞれ特性があります。木の持つ特性を正しく知って活用しないと、伝統構法で建ても家が長持ちしません。正しい木づくりを行いましょう。

使いやすい材種

杉・檜:針葉樹の素直な木目、加工のしやすさ、耐久性の高さと、使いやすい材です。柱・梁から床や壁の板材まで活用できます。檜の方が含有樹液のヒノキチオールがより耐久性を高く、防蟻性があります。しかし、ヒノキチオールからシックハウス症候群を発症する事例もあるのでアレルギーがある場合は使うのに注意してください。
近い樹種で檜葉・椹(サワラ)があります。どちらも耐久性が高く、水のかかる場所でも結構持ちます。檜葉はウッドデッキ・土台・浴室の壁など、椹は浴室の壁など。

曲げに強い材

松:樹液の性質からか粘り強い材料です。梁に使います。雨掛かりには弱いので荷重がかかる梁は雨仕舞いを配慮するか、檜など別の材とします。年数がたつと虫食いがあるのも悩ましいです。キチンと駆除すれば問題ないので見つけたら早く対処して下さい。

使いにくい材種

広葉樹:木目が綺麗で材が固く持ちも良いのですが、乾燥に時間が掛かり経年変化で捻れ曲がりが起きるのが難点です。例えば、栗は水に強く持ちが良いので土台に使うと良い材です。しかし、梁や柱に使うと後々捻れ曲がり家を壊すことになります。総欅造りも見応え有り迫力ありますが、乾燥が甘いと木組みが捻れて持ちません。広葉樹の雑木を柱に使う例もよく見ますが、十数年は大丈夫でも後々捻れ曲がるとか大きな割れが起きないか心配です。広葉樹は板材でよく乾燥させて床や造作家具で使うのが適しています。

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