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2009年4月の5件の記事

大津磨の家見学

先日作業を見学した家が完成見学会だったので行ってきました。
大津磨は塗った後鏝で磨き込むので壁一面仕上げるのに、
早くて半日、深みのある鏡面にするには一日かかります。
先日の見学も結局完成までは見られませんでした。

大概、大津磨は耐水性を生かして流しそばの壁など水回りで使う技法。
今回みたいな部屋の壁全面というのはまず目に出来ない興味もちつつ

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そんな壁はこんな光沢のある壁になっていました

手間が掛かるって事は人件費がかかります。
それがなぜ部屋の壁全面出来たかというと、
若手の練習用に手習い工事としてやったからです。
なので、手弁当だから人件費はなし。材料費だけかかっています。

手習い工事とはいえこれだけの仕上げが出来るんですね。
改めて職人の意気込みというか、匠の技を認識した次第です。

無論、名人名匠とはいきませんが、
職人、匠が持っている基本となる技があれば、
技巧の復権は割とめどが立つ物と思いました。

そういう技も施主の注文があって初めて出来ます。
今回の取り組みが次の仕事につながることを願います。

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匠とは

手先の技術や道具を用いて、工作物や建物を作り出すことを業とする人。工匠。大工(だいく)や細工師をいう。《匠・工》「大辞林より引用」

木造においては大工の仕事が一番目立つのでこういう書き方になるのですが。当然左官や屋根職、そして建具職も匠と呼びます。現代においては鉄筋コンクリート造や鉄骨造もあるので鳶職、鉄筋工、溶接工なども匠となります。私的には電気工、設備職など広く匠としても良いと思っています。

最近、デザイナー・建築家を匠と呼ぶ風潮がありますが手先の技術職というより頭脳で働く職能なので匠と呼ぶのはふさわしくないと考えます。ま、マスコミは言葉が乱れているのでしょうがないですね。

また、匠は工作物や建築を作り職人を指して使う言葉なので、それらの職人が自称で匠と言うのは如何な物かなと思います。

当事務所は匠の技術を用いて時代を拓いていく思いを込めて屋号を「匠拓」としました。

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木造耐火建築価格改定

工事会社の協力より木造耐火建築の工事価格を値下げしました。
今後、木造耐火建築は坪単価65万円~対応いたします。
防火地域での建て替えが今までより費用を抑えて可能になります。

東京は防火地域が広く建て替えに苦労されている方が多いと思いますが、
新しい体制で少しでも防災性の向上に寄与できればと思います。
お気軽にお問い合わせください。

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HPのモニター修理

ちょっと前からHP2035の画質調整のスイッチが接触不良になって困っていたのですが、保証書を見たら3年保証の期間内!。さっそくサービスに電話して代替え品も送ってくれて修理となりました。こういうときサービス体制が良いメーカーでカットいてよかったなと思いますね。

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伝統技術 大津磨きの見学

以前土壁の作業を手伝った現場が仕上げ工事に進み、
壁の仕上げを大津磨きにするので見学してきました。
滅多にない大津磨きの現場なので、
若い職人に声を掛けていわゆるワークショップで作業してました。
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技術を継承するには良い取り組みですね。

一時間半ぐらいいたのですが、
作業中のは結局完成しませんでした。
非常に手間のかかる仕上げと実感しました。
お手本になっていた完成品はこちら↓
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光沢が非常にきれいです。


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