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大津磨の家見学

先日作業を見学した家が完成見学会だったので行ってきました。
大津磨は塗った後鏝で磨き込むので壁一面仕上げるのに、
早くて半日、深みのある鏡面にするには一日かかります。
先日の見学も結局完成までは見られませんでした。

大概、大津磨は耐水性を生かして流しそばの壁など水回りで使う技法。
今回みたいな部屋の壁全面というのはまず目に出来ない興味もちつつ

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そんな壁はこんな光沢のある壁になっていました

手間が掛かるって事は人件費がかかります。
それがなぜ部屋の壁全面出来たかというと、
若手の練習用に手習い工事としてやったからです。
なので、手弁当だから人件費はなし。材料費だけかかっています。

手習い工事とはいえこれだけの仕上げが出来るんですね。
改めて職人の意気込みというか、匠の技を認識した次第です。

無論、名人名匠とはいきませんが、
職人、匠が持っている基本となる技があれば、
技巧の復権は割とめどが立つ物と思いました。

そういう技も施主の注文があって初めて出来ます。
今回の取り組みが次の仕事につながることを願います。

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