建築基準法の改正に異論

耐震偽装を発端とした建築基準法の改正が昨年6月に行われ、それ以降手続きが複雑になり工事着工のスケジュールが立てられないほど混乱しています。
今年になってから単純な住宅なら目処が立ってきましたが複雑な物、ビルなどは相変わらず手続きに2~3倍掛かっています。

その状況の中被害者であったグランドステージ池上の建て替えがほぼ完了しました。建て替えを急ぐため昨年5月に手続きを済まして改正前の基準で建て替えています。改正後では手続きの目処が立たず半年以上遅れる。その無駄を避けるため早く進めたそうです。仮住まいの家賃や金利負担を考えれば当然ですね。国交省の改正は被害者を救う物じゃなかった。

また、改正の内容にも不満を持っているそうです。被害者としてはミスをチェックする検査を強化して偽装が出来ないシステムを望み、国交省に提言しましたが、無視されました。役人は無駄な労力を使いたくないのでしょうか?。

現状3階建てでも10階建てでも中間検査は一回だけです。抜き打ちがあれば効果的ですが(アメリカでは行っています)やる様子はないですね。

もう一つの要望で、罰則強化があります。被害者はマンションの建築主、設計者、工事会社に「違反をすれば会社が潰れる」罰則を提言しましたが、改正は設計者への罰則強化だけでヒューザーのようなマンション建築主は見逃しています。

そして、法改正による景気への影響もよくご存じで次のような意見が掲載されていました。
「 医療機器の開発にかかわる仕事をしている関係上、病院関係者と接する機会がよくあります。改正建基法の影響で、病院の建て替えや増改築がやりにくくなったという話を聞くことがあるのです。国交省は、建基法が建築業界だけでなく様々な業界、社会全体に大きな影響を及ぼすことを忘れないでほしいですね。 」

こういう指摘に国交省は真摯に対応して欲しいものです。

参考の記事URL(読むには読者登録が必要です)
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20080706/524168/?P=1
「確認の厳格化より違反建築に厳罰を」、耐震偽装マンション被害者が改正建基法に異論

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住宅瑕疵担保履行法

来年施行の住宅瑕疵担保履行法での伝統工法の扱いについて解る範囲で。
瑕疵担保の検査を行うに当たって伝統工法の検査基準が纏まっていません。
現在、国交省・住木センターが中心になって詳細検討中です。
古材の使い方の基準も決まるようです。 一応、概要が決まるのが来年早々に予定。
それまで、来年の10月以降引き渡しの伝統工法は着手しない方が良いです。

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伝統構法の耐震補強

伝統構法は在来工法と特性が異なるので耐震補強は特別な配慮が必要です。
ここでは伝統構法独特の耐震補強について書いてみます。

補強は全体的に行う

伝統構法の構造は木組み・通し貫で繋がった物です。弱い所だけを補強すると全体のバランスが崩れます。建物全体を見て補強のバランスを加減します。

伝統構法耐震補強の禁じ手

1.筋交いを用いてはいけない
伝統構法は曲げ系の構造体です。筋交いの補強を用いると柱の曲げを抑えてしまい余計な応力を発生させます。結果柱が折れる破壊で倒壊に至ります。
倒壊に至らなくとも柱頭・柱脚を破壊し解体しなければ補修できません。

2.金物補強は行わない
仕口など接合部への金物補強も被災時に柱・梁の破壊を招きます。
弱い接合部だった場合、木組みにより粘りを持たせる補強を行います。
仕口が痛んでいるときは部材の補修を行い組み直します。

3.石場建てにアンカーボルトは使わない
石場建ての場合基礎補強などせず、アンカーボルトも使いません。
石場建てが免震要素ですのでその効力を活用します。
柱が沢山痛んでいる場合、柱を補修し同じく石場建てとします。

伝統構法耐震補強の手法

1.壁を増やす
既存の壁を近い強度で新たに壁を増やして耐震性を補います
天井から床まで壁を作る方法や、腰壁・垂壁を増やす方法があります。

2.柱を増やす
柱の曲げ抵抗はかなり効果があります。添え柱も効果的です。

3.差鴨居・足固めの活用
出来るだけ開放的な空間とする場合、差し鴨居・足固めを用います。
ただし、この補強は柱仕口に応力が掛かるので柱太さに注意が必要です。
柱に添え柱を行うか、差鴨居・足固めをあまり太くしない配慮をします。

基本:耐震補強の前に痛んだ箇所の補修を優先してください。
どれだけ補強をしても元々痛んだ箇所があっては持ちません。
補強の前に建物全体の調査を行い、修復計画を立て補強します。

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天窓落下事故は防げた

天窓落下事故が気になったのでちょっと調べました。
案の定、落下防止器具は開発済みでした。
http://www.kkryoko.co.jp/toplight/kotei/kotei06.html
学校、病院、マンションなどに設置されている天窓は
ほとんどがこのメーカーの製品です。
Kotei602


学校での天窓の落下事故は過去6件起きていまして、
99年に2件・01年にも2件と一年に複数おきてもいます。
文科省は監督省庁として早急に手を打つべきだった。

対策器具は後付けできる物なので、
各区市町に指示をして2~3年で完了させれば良かった。
所轄官庁の認識の甘さが余計な被害者を増やした。
このモヤモヤしたやるせない気持ちなんでしょう。

そういえば。
件の学校の設計者は防護策の設置を区の担当者が断った
と話をしていますが、断られても付けるべきだろう。
必要と思っていたなら一筆取ればいい。
そこまでやると役人は腰引けて設置できたのでは。

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適材適所 木づくり

木には多様な種類があり、それぞれ特性があります。木の持つ特性を正しく知って活用しないと、伝統構法で建ても家が長持ちしません。正しい木づくりを行いましょう。

使いやすい材種

杉・檜:針葉樹の素直な木目、加工のしやすさ、耐久性の高さと、使いやすい材です。柱・梁から床や壁の板材まで活用できます。檜の方が含有樹液のヒノキチオールがより耐久性を高く、防蟻性があります。しかし、ヒノキチオールからシックハウス症候群を発症する事例もあるのでアレルギーがある場合は使うのに注意してください。
近い樹種で檜葉・椹(サワラ)があります。どちらも耐久性が高く、水のかかる場所でも結構持ちます。檜葉はウッドデッキ・土台・浴室の壁など、椹は浴室の壁など。

曲げに強い材

松:樹液の性質からか粘り強い材料です。梁に使います。雨掛かりには弱いので荷重がかかる梁は雨仕舞いを配慮するか、檜など別の材とします。年数がたつと虫食いがあるのも悩ましいです。キチンと駆除すれば問題ないので見つけたら早く対処して下さい。

使いにくい材種

広葉樹:木目が綺麗で材が固く持ちも良いのですが、乾燥に時間が掛かり経年変化で捻れ曲がりが起きるのが難点です。例えば、栗は水に強く持ちが良いので土台に使うと良い材です。しかし、梁や柱に使うと後々捻れ曲がり家を壊すことになります。総欅造りも見応え有り迫力ありますが、乾燥が甘いと木組みが捻れて持ちません。広葉樹の雑木を柱に使う例もよく見ますが、十数年は大丈夫でも後々捻れ曲がるとか大きな割れが起きないか心配です。広葉樹は板材でよく乾燥させて床や造作家具で使うのが適しています。

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欠陥住宅の対策

建築業界紙日経アーキテクチャーの記事から

基礎工事の地業は建築基準法では細かい基準が無く金融公庫仕様でも具体的な指針がありません。性能保証でも指針がありません。
しかし、地業の不手際から基礎に欠陥が出ることが多く建築学会が普通の住宅など小規模な建築向けの手引きをまとめました。これから建てる方はぜひ参考にしてください。

小規模建築物基礎設計指針
# 出版社: 日本建築学会 (2008/03)
# ISBN-10: 4818905747
# ISBN-13: 978-4818905740
価格:¥ 4,725 (税込)
================================
日経アーキテクチャー
【住宅基礎の死角】設計者も施工者も“基本のキホン”を再確認すべき
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20080617/523391/

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天窓転落事故

先ずは亡くなられた子供の冥福を祈ります。

事故現場の写真を見て何故柵がなかったのが不思議でした。
私が設計したら子供が近寄れないように防護柵は作ります。
エアコンの室外機と天窓は最低限囲います。
この設計ミスは言い訳できないですね。注意力無さ過ぎ。

そして、壊れた写真を見ると解りますが、天窓に飛び乗っています。
プラスチックが危険とも思わず全体重を掛けて・・・。

プラスチックをかぶせているのは光の調整もありますが、
屋上の点検中に作業員が誤ってガラスを踏み抜かないため。
プラスチックであれば勢いよく乗ることはしないですから。

無邪気な子供を考えると柵を作っても乗っかっているかも。
小学校の屋上に天窓を作ることが禁止になるのでしょうか・・・。

それにしても親御さんは何とも言えない悔しい気持ちでしょうねぇ。
子供は空から何を思っているか・・・。死んだら戻れないのに。

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欠陥住宅

複数の欠陥住宅の交渉や訴訟に関わった経験から。
欠陥住宅の事例の多くはローコスト住宅。
坪単価の安い工務店や建て売り住宅。
そして、ローコストを売りにしている建築家。
安さだけを売りにしている業者には注意が必要です。

最近はJIOなど保証かけているので
修繕工事を的確に行えますが。
住んでいながらの工事になるので、
精神的な疲労はかなり負担になります。

補償が効かない場合は最悪です。
交渉も揉めて、適当にはぐらかします。
ローコストで建てるときは交渉の弁護士費用で
50万くらい用意しておくことを薦めます。

提訴になると200~300万円掛かります。
そこまで事前に用意できるなら、
相応のコストで建てる方が賢いと思います。

工事の進み具合に不安を感じたら、
早急に弁護士への相談してください。

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建築材料の高騰

原油高から各種建築材料の値上げが続いています。中国の建築ラッシュから鉄鋼の高騰はここ数年の傾向ですが。鉄筋も先月値上げがありました。窓サッシ・新建材・樹脂シート・防水なども今後値上げになります。木材も人工乾燥のほとんどは重油を使っているので原油高騰の影響を受けるでしょう。外材も船の輸送費が値上げの影響が出るでしょう。

当面コストを抑えて建てるのに良い条件が難しくなってきます。現在建築を検討中でしたら少しでも自己資金を準備して進めてください。

当事務所は問屋経由の流通ルートにて適正価格の提供を頑張ります。

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自然の力を超えることは難しい

震源が10KMと浅く、M7.9の規模から現在の日本の構造基準でも、3割が倒壊するであろうと先日に日記でも書きました。
今日の報道で規模は阪神大地震の30倍、破壊された断層は250KMの長さとありました。こういう数字が出ると推測も理解しやすいと思います。

例えここ10年くらいの構造設計であったとしても相当の被害だろうし、山崩れ、地滑りの大きさから建物の構造だけじゃどうしようもない災害でもある。
冷静に分析すればするほど地球に住むことの難しさを実感します。

但し、
都市部の小学校の被害や病院の被害は強度がちゃんとしていれば避けられたでしょう。それは、同じ地域のホテル及び軍の施設が機能していることから解ります。

震源に近く8割が倒壊した地区も強度があれば倒壊を半数以下に出来たでしょう。

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四川省大地震

この規模の地震だと日本の構造基準でも3割は倒壊する恐れがある。
更に低いと思われる中国の基準では持たないですね。
四川省の山側は地震の多発地帯なのに、
それに対応できなかった中国政府の責任は大きい。
死者は10万近く行くのではないか。

データ
発生時刻 2008年5月12日 15時28分ごろ
震源地 中国中部
緯度 北緯31.1度
経度 東経103.5度
深さ 10km
規模 マグニチュード 7.9

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伝統構法の会 ご案内


役員を務めています伝統構法の会が2月8日に内閣府より特定非営利法人の認証を受け全国的に活動を広めることとなりました。

当会は「伝統工法」として技術の継承をされてきた日本独特の木造技術を工学的に検証し「伝統構法」へ昇華し真に正しい技術を次世代に継承することを目的とします。

全国には地域独特の多種多様な技法がありそれぞれ歴史の中で改良を加え現在にいたっています。この多種多様な発展が「伝統構法」の特徴であり、広く情報が伝わる現代こそ多様な技術を尊重しそのすべてを科学的に検証し次世代に継承させるべきと考え地域への取り組みを今度進めて参ります。

すでに建築学会の伝統的木造の設計法および実証実験検討小委員会への参画し、伝統構法を実践する上で簡易な構造計算の確立、仕様規定策定に関わっています。また、予算の目処が立ち次第独自に実証実験を行う予定でいます。設計について講習会も予定しています。

各地にて「伝統構法」に関わる職人・建築士・工務店経営者・学識研究者が一同に集まり、現在途絶えようとしている「伝統構法」を全員で支える活動を目指します。多くの皆様がこの趣旨に賛同し当会に参加されることを願います。

会について気軽にお問い合せ下さい。

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建築設計の損害賠償保険

欠陥住宅や構造偽装マンションなどいざ住宅を取得しようにも物騒な世の中ですが、設計者が依頼者に損害を与えた場合が損害を補償する保険制度があります。取り扱いは幾つかあるのですが私は所属している建築士会が窓口の物に加入しています。慎重に設計・管理業務を行っていますが、人間、絶対は無いとも思っています。使わないで済めばそれに越したことはないですが、依頼者に迷惑を掛けないため必要ですね。
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日本家屋(民家)の耐震補強調査

土日と大阪八尾市の日本家屋(民家)の耐震補強の調査に行ってきました。
コーディネーターが居てその方から声を掛けていただきました。もう一方民家再生を多くやっている工務店の社長もいっしょでした。

建物は築160年ぐらいと思われる地主の家。元々は茅葺に瓦の下屋が廻った造りでしたが、
27年ほど前に茅を小屋組ごと取っ払って、瓦葺きの二階を作って今に至ります。

10年ほど前、阪神の震災後に京都の宮大工へ耐震補強の調査と工事見積もりを依頼したところ、
補修と補強で1000万円の見積もりが出て見込みと大幅に違いずっと頓挫していました。

今回のコーディネーターの方が昨年末に100~200万円ほどで壊れても人命が助かる補強を提案する
記事が新聞に載りそれを依頼者が見つけ工事費用200万円を目処に耐震補強の調査を依頼されました。

さて、建物の状態ですが何度も白蟻に被害に遭っていて、補強するにしてもなかなか悩ましい建物でした。
座敷の続き間の所は差し鴨居がしっかり入っているので、これを活用して壁を増やして、潰れない補強は出来そうでした。

住まいとしては生活様式に変化に合わせて増築に増築を重ね間取りに無理はあるました。また増築屋根の納まりは谷が多くて雨仕舞いが悪い。直すなら住み心地も考えて大規模改修を考えてもいました。また、解体更地にして新築する考えやマンションに住み替える考えされていました。
八尾市は古い建物をまちおこし活用をかんがえており、現在文化財を修復工事中、市の資料館として公開予定です。この日本家屋も街の中の宝でもあります。

話は多岐にわたり純粋な調査というよりはカウンセリングをしながら方策を検討する二日間でした。

提案としては。
安易に耐震補強する前に屋根の瓦を軽い鋼板葺きに変更し、重畳を軽減させてから必要な補強をする。
解体して新築するなら大規模な改修工事して貴重な日本家屋を生かすことをお話ししました。
住み方に合わせて大規模な改修工事も新築を考えれば可能です。私としてはぜひやってみたいです。

一日二日で結論は出ませんので、しばらく考えて方針決まったらまた連絡をくださいとして終わりました。
先どうなるか解りませんが今回の出会いが良い方向に進む縁となればと願います。

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新月の木 取り扱い開始

新月の木をご存じでしょうか。
月齢の新月にかけてに切る木は丈夫で長持ち、虫が付きにくくカビ難い。
これは満月を過ぎて新月にかけて木が眠っているからといいます。
この数年幾つかの林産地で広まってきています。

新月の木と通常の伐採との比較は大きな数値にならないので、
科学的検証はまだまだ時間が掛かると思いますが。
私的には疑似科学的な物でなく実際に有効な技術とみています。

先日、新月の木を実践されている天竜の製材所の社長様が
わざわざ上京されて色々お話し伺いました。
先日の取材の記事を読んで「ぜひお会いしたい」との事でした。

木のこと、山のこと、大工のこと、色々お話ししました。
今度はぜひ建てた家を見せてくださいとお話しいただきました。
今後は新月の木も産直で扱えます。輪が広がっています。

天竜杉の石川木材 http://www.suginoie.jp/

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取材を受けました

工務店向け業界紙の新建ハウジングの取材を先月受けました。
3月10日発行のものに掲載されましたので遅ればせながらご報告まで。
伝統構法について、受賞した提案について、基準法の改正についてなど
限られた誌面でしたが考えを話す機会をもてて感謝しています。

新建ハウジング社
http://www.s-housing.jp/

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内覧会立ち会い

今日は分譲マンションの内覧会立ち会いの業務でした。
内覧会場に用意してある設計図や構造計算書を簡単にチェック
コンクリートや鉄筋の強度試験結果も用意があったので閲覧
明らかに怪しい部分はなかったので、
まぁこんなもんかなという感じでした。
気になったのは13階建てと結構階数があるのに、
鉄骨鉄筋コンクリートでなく鉄筋コンクリートだったこと。
構造計算的にはおっつけているだろうけど、
粘り強さは減るから私としては設計したくないかな。
偽造というよりは設計の考え方の違いなんですが。
内装はクロスの貼り方がちょっと雑でした。
たぶん夜まで掛けてヤッツケているだろうから職人さんは大変だろうけど
買う側からみればもうちょっと丁寧であってほしいかな。

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「真の日本のすまい」優秀賞受賞

財団法人住宅産業研修財団が主催する第五回「真の日本のすまい」提案競技へ応募した提案が優秀賞に当たる林野庁長官賞を受賞しました。伝統構法を軸にして今まで考えていたことを纏め提案し優秀賞に選ばれてほっとしています。今回の受賞をうけて、ますます技術を向上に励みたいと思います。
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構造設計の講習会

木曜日は建築学会関東支部主催の木造の構造設計講習会へ行ってきました。
建築学会でワーキンググループを作り最新の研究成果や設計実績をふまえた講義内容は興味深く、10時から17時までの時間があっという間でした。テキスト読んだだけでは解りにくいニュアンスが伝わるのでこういう講習会は有り難いです。今後の設計には今回の講義内容をふまえて更に安全な家づくりを行っていきます。
今回の講習会で伝統構法の置かれている立場も理解が進みました。それは機会を改めて書いてみたいと思います。

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茶室の明かりを考える

今回江戸千家を訪ねて見学した中で気がついたことですが。
茶室の落ち着いた雰囲気の中で電気の照明は少々違和感を感じました。

広間にしろ、小間にしろ電気の明かりが浮いていると思います。
茶の世界は穏やかなひかりの中でこそ生きてくる、
電気の明かりが無い方が心も落ち着き世界に浸れる。
また、空間の中に存在を主張する照明器具は邪魔に感じました。

明るい生活になれている世の中に合わせる必要かもしれません。
しかし、茶は元々浮世から離れて楽しむ物と思います。
ほの暗く穏やかな空間だからこそより茶の世界に浸れ、
浮世を離れ心の豊かな時間が過ごせると思います。

帰りの道中でも色々思案したのですが、
電気の照明を使うにしても新しい配慮をしたいです。
詫びた佇まいの千家の茶室故に感じたかもしれません。

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江戸千家を訪ねて

上野池之端にある江戸千家宗家に見学に行ってきました。
家元自らのお話しで広間・小間・お庭を拝見できると言うことでいそいそと出かけた次第。
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先ずは広間で江戸千家についてお話を伺い、その後班分けして小間、お庭など見学。
佇まいが落ち着いていて「侘び」を実感できたような気がします。
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午後の一時でしたが、とても充実した豊かな時間を過ごしました。
この経験を生かして茶室を造りたいです。

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差鴨居と垂壁の考察

伝統構法の架構要素で「差鴨居(差物)」と「垂壁(小壁)」どちらが強い家づくりに効果があるか良く議論になりますので私の考察として纏めてみます。

まず、「伝統構法を生かす木造耐震設計マニュアル」から「差鴨居」「垂壁」の耐力を確認しますと「差鴨居」は1.5kN、「垂壁」は4.0kN(それぞれ巾一間高さ一間半の単位フレーム)となります。「垂壁」は「差鴨居」の2.6倍の耐力があります。

この差がなぜ出来るか考察を続けます。
図aは「差鴨居」のモデル図です。Sasi01
図bは垂れ壁のモデル図です。Tare01


それぞれの柱との仕口(接合部)に(a)(b)を図示していますが。この部分の面積の違いが耐力に現れると考えています。「マニュアル」の「差鴨居」は9寸もの270mm。「垂壁」は3尺もの900mm。面積比と耐力比とはかなり近い値です。つまり柱にとりつく部材の成で耐力が決まります。そして「差鴨居」の方が面積当たりの耐力は強そうです。しかし、垂れ壁と同じ面積の差し鴨居は合成梁としても現実的ではありません。

そこで、「差鴨居」と「垂壁」を合わせた納まりはどうでしょう。
図cになります。Sasitare01

仕口(接合部)の(a')(b')の和が耐力になります。残念ながらデータがありませんが、「垂壁」だけよりは耐力はあるとおもいます。

纏めますと。「差鴨居」の上を塞いだものは「垂壁」よりは強い。(但しデータがありません。2割ぐらい強いと思います。実証データが有ればご教授ください。)差鴨居の上を欄間などで開けたものは「垂壁」の高さを梁の成で割った分の比で小壁より弱いです。

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伝統構法の科学性

欧州の建築技術の発達は数学などの検証に基づき進んでいたので、
経験則よりも科学的な構造力学の蓄積はありました。
特に土木や城郭・教会建築でその功績を見ることが出来ます。

で、日本はどうかというと木割りや規矩など力学的な面が不明瞭な資料があるのみです。このため力学的な検証がないとか、工学的でないといわれます。
私は時代背景として理論にあまり関心がなかったのかなと考えています。
その結果が工学的検証無く欧州の技術に傾倒したことにも現れています。

和算の歴史から見ても質量に対する材料断面の検討などしていたと考えてもおかしくない。こういう面を検証する学者がほとんどいないまま時代が経ってしまい消えた歴史といえるでしょう。
東洋建築工学があったかもしれません。

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桧の北限~八溝山系探訪~

昨日24日に桧の北限、八溝山系の樹林と製材工場を訪ねてきました。
ここ数年で設備投資をして構造材としての品質を確保しながら、
安定して出荷し業績を伸ばしている製材工場を問屋に紹介して貰っての見学。
Rimg0363s

木材の品質を計測する機械は特殊な研究所むけで高価だったのですが、
この数年で整備しやすい価格帯のものが出てきて、
中小規模の製材所でもJAS表示をして出荷できるようになりました。
Rimg0401s

現状でも木造の3階建ては構造計算が必要ですが、
計算に使える国産材が入手しやすくなるのが喜ばしいことです。
今まではJASを取りやすい集成材が主流でしたからねぇ。
徐々に全国の製材所に広がってほしいです。

製材所の見学の後は車で小一時間走って製材所が持っている樹林へ。
自前の樹林は最近手に入れたそうです。
ゴルフ用地に樹林が売りに出されていて、
樹林が無くなるより買ってしまおうと入手。
間伐の手入れ、切り出しは木樵に依頼しています。
Rimg0410s

常磐道で2時間半。日帰りで充実した勉強になりました。
そのうち、秩父や千葉の山も見に行きたいですね。
もっと写真を増やした詳しいレポートをWEBに掲載します。

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不良施工のリフォーム工事

友人の弁護士からの依頼でリフォーム工事の不良施工の調査を行ってきました。工事会社は中堅の会社。不具合は下に列記しておきましたが、丁寧な工事をしていれば防げた程度のものばかり。工事会社のレベルが良く解ります。
これ以外にも設備機器設置後の掃除が荒くて汚れていたのをTOTOのアフターサービスで対応して処理しています。割と名前の通っている会社で選んでもこういう結果です。
最近は業者選びのサイトもあるのでそういうシステムを活用するのが自衛策でしょうか。
例えば→http://www.homepro.co.jp/

不具合箇所
・ユニットバス壁部材取り付け不良によってパネルがゆがんでいる。
・ユニットバス排水配管不良により排水トラップが溢れる。
・洗面室洗濯機置き場左下部分にクロス貼る際にできたと思われる破れ。
・洗面室壁クロス下地処理不良によりクロスが綺麗に貼れていない。
・洗面室巾木塗装仕上げ不良(下地不良によるざらつきがある)。
・洗面室ドア枠に塗装の剥がれ工事によると思われる傷。
・洗面室ドア付き戸あたりのゴムが黒の為、ドア枠にゴムの跡が残る。
・トイレ巾木塗装仕上げ不良(下地不良によるざらつきがある)。
・トイレドア枠に塗装の剥がれ工事によると思われる傷。

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適材適所の家造り

木造にこだわると材木にこだわりたくなります。
材木にこだわるとどうしても価格に影響してしまう。
何とか上手く調達できないものか動いていました。

先ずは山元からの調達をやってみました。
ただ、どうしても山元の事情に振り回されるというか、
適材適所の家造りとはちょっと違うものになってしまう。
山元にある材料でやらざる得ないのです。

春から木場の材木問屋と繋がりが出来て外材も含めて
どこからの材も調達できるようになりました。
その後、他の問屋さんからも声を掛けていただいて、
必要と思う材が何でも調達できそうです。

問屋価格なので価格もだいぶこなれてきました。

さて街の材木屋もかなり辞めてしまっています。
知り合いの工務店も材木屋が辞めて調達に困っていました。
木場の問屋を教えてあげたので今はそこから調達しています。
(伝統構法が出来る工務店なので何とか助けたかったですし)

政治で構造改革とか有りましたが色々変わってきそうです。

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伝統構法について

伝統構法について、解りやすく纏めてみました。
まだまだ解りにくい点があるので今後も手直ししていきますが、
β版としてWEBに掲載しましたのでご笑覧ください。
感想など頂けると勉強になります。

http://homepage2.nifty.com/syotaku/syokai01.html

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木造7階建て建物の実台振動実験

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兵庫耐震工学研究センター(E-ディフェンス)において木造7階建て建物の実台振動実験が行われました。
http://www.bosai.go.jp/hyogo/index.html
実験の内容は集成材のパネル工法で7階建ての建物を造り、実際に阪神震災の揺れで揺らすものです。詳細は兵庫県耐震工学研究センターから入手できます。

私は見に行けなかったのですが。同業の仲間が見に行って報告をしてくれました。
報告の詳細そちらをご覧ください

簡単にまとめると、目立った損傷もなく無事実験終えたようです。たぶん、接合部や一部のパネルが損傷していると思いますが、見学者の目から損傷が解らないレベル。倒壊する恐れはないと想像できます。

素材として軽い木材を用いて7階建てを建てるのは構造的に利点が多いです。なんせよ建物が軽いと言うことは揺れに対して影響が少ない。

揺れで受けるエネルギーは建物の重量で変わります。建物が軽ければ受けるエネルギーも比較的小さくなります。実験で建物に大きな損傷がなかったのは軽さが一番効いているでしょう。

建物の構造はパネル工法でした。パネルも集成材の無垢厚板。一枚あたりの耐震性は大きく変形も少ない。
7階建てで今回の実験のような細長い建物には向いています。

これが同じ木造でも軸組のラーメン構造だと変形が大きい。結果、柱・梁の負担も大きく損傷が出たと思います。
木造ラーメンだけでなく鉄骨・鉄筋コンクリートでもこの実験のような細長い建物は苦手です。

木造のパネル工法を用いるのは地震被害が多い日本こそ検討が必要でしょう。

ちょっと残念なのが、この実験はイタリアの国立樹木・木材研究所の持ちかけで実現していると言うこと。国内の集成材メーカーが企画だったらと思います。

アメリカ・欧州では5階以上の木造は当たり前で学校・マンション・ホテルなど多く実績があります。ちょっと前ですとカリフォルニア地震、最近はトルコやパキスタンなど大陸でも規模の大きな地震が報道有りますので、検証をしたかったのだと思います。日本だとせいぜい3階建て、やっと最近4階建てがいくつか建ちだしたばかりなので7階建てという発想がどこにもなかったのでしょう。

とはいえ、木造パネル工法で7階建ての耐震性能は実証されたわけで。多少の追加試験をしたら法的に認めてほしいですね。ネックは耐火性能ですが、こちらも実験を重ねてほしいです。

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確認申請と経済問題と色々(つづき)

建築基準法の改正が経済に影響してる問題の続きです。
根本の原因は法改正後の施行手続きの不備です。

たいてい法改正をする場合内容を施行の一年前に公示して実際に運用するに当たっての摺り合わせを行いその内容を告示・通達などで実務進捗に影響を与えないように行いました。ところが今回の法改正では公示で出された内容は概略のみでどう具体的に変わるか曖昧なままパブリックコメントを行い確か半年程度の摺り合わせで施行に至りました。

結果、実務で把握したかった内容は施行時にてやっと解り実務がスムーズに移行できませんでした。大きく変わった構造計算の審査については審査の通達などが8月になってから出てくる始末で、法改正が6月の20日でしたから一月半から2ヶ月確認業務が止まっていたわけです。8月からぼちぼち動き出しましたがそれまで止めていた申請物件がどっと窓口に来るので現場は混乱でばたばた。

あげくには受付しきれないので断る始末。また、審査が複雑になったのでいくつかの審査機関は審査業務費用に対して業務負担が割に合わないため営業を辞めました。いくつかの行政も面倒な審査の確認は断る事態になっています。ま、審査できる自信がないんでしょうけど(苦笑)。

このどたばたで8月の工事物件が例年の半数以下。9月も引き続き低迷をしています。
ま、年内工事物件は低迷するものと思います。

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確認申請と経済問題と色々

今回の建築基準法の改正は構造偽造が発端なのですが。
それの原因が確認申請の民間開放とか言われました。

で、この民間開放の理由で行政の確認申請は無駄に長く
不動産業界の経済活動を阻害しているという話がありました。
この話は嘘ではないですが本当の理由ではありません。

本当の理由は天下り先を作り出すため。
つまり、民間開放のアイディアを出したのは官僚らしい。
で、そんなことを大手振って言えないから小細工の方便をした。

で、確かに大規模マンションだと確認申請で数ヶ月かかります。
ま、確認申請の前に行政条例の申請があるので、
実質半年から一年くらい手続きかかります。その前に企画が3~6ヶ月。

それだけの手続きで金利負担は結構なものでしょう。
一月でも二月でも短くしたい話はわかりますが、
そんな体力のない企業はやらなきゃ良いんです。
事業に時間が掛かるのは公団がやっていたんだから。
体力のないデベロッパーはやれることだけやればいい。

さて、それじゃぁデベロッパーのやる仕事がないとかって話になるかな。
ところが日本には区分所有法というのがあって、
本来賃貸事業でやるべき集合住宅を分譲できます。

賃貸事業だと事業でペイできる期間が10~20年。
それを分譲でやれば2~3年で済むのですね。
それだけ優遇されていて仕事がないという企業はなくて良いです。

話変わって。この区分所有法。現在欧州でいくつか導入中です。
これは戦後復興期に作った低所得者住宅が事業として成り立たなくなったから。
戦後直ぐの建物なので狭いし使いにくい。空きが多い採算とれない。
財政赤字の原因で負担が多くもてあましています。

これを精算するに当たってそこに住み続けたい人を中心に分譲しています。
大きな団地はいくつかの建物に集めて、空いた建物は解体処分。
既得権を明確にして処理しやすくしたのでしょう。
そういう使い方もあるって事です

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中越沖地震

中越沖地震について、いろいろ報道されていますが思うところを書いてみます。

伝統構法は弱いのか
1)被災地域は戦後の成長期に建て替えた建物が多い。
  古い建物に見えても伝統構法のような在来工法が殆ど。
  また、被災地より山間部は戦前からの正しい伝統構法が残っていたが
  米産地ゆえ結構裕福なので建て替えが多い。
  土壁で伝統構法に見えても貫と三ツ割筋交いが混ざったもの。
  当然、基礎は布基礎、石場立ては山間部にあったかどうか。
  伝統構法と在来工法が混ざった建て方が多い。

寺院の倒壊は伝統構法の弱さか
2)寺院の倒壊は阪神や能登でもありますが。
  構造計算を行っていない寺院は棟梁の感が頼り
  柱の太さが張間に対して十分にない場合あっけなく倒壊します
  建物の踏ん張り(いわゆる曲げ抵抗)は柱の太さによるので、
  振動に踏ん張りきれずに倒壊したと思われます。

地盤の影響が大きい
3)液状化の影響は大きいと思います。
  液状化で地盤がゆるむと傾きにより壊れやすくなる。
  地盤が弱ければ振動も増幅するので壊れやすい。

能登の被災や中越の写真でもシロアリの被害が倒壊を招く事例は多い。
安易に古いから倒れたというマスコミの報道は何の科学的検証もないデマ。
定期的なメンテナンスを行いシロアリの補修をしていれば
持った建物が多いと思います。
定期的なメンテナンスとシロアリ対策は重要でしょう。

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内閣府都市再生モデル追跡調査の会合

地元に戻ってから「北区まちづくり公社」にて3年前に地元十条にて行ったまちづくり調査の会合に出席。
地元町会関係や担当コンサルさんが欠席なんでお呼びが掛かった。

調査して再生モデルの提案まで作り上げたけど、
じゃ実現はハードル高く活動は停滞していますと報告。
国としても色々方策考えているから活用してって話ですが、
地元調整ってのはそう簡単に進まないのが現実。
国が旗降っても都や区は中々腰が重いしねぇ。。。

横浜の密集事業に関わっているコンサルさんが居ましたが。
やはり地元を動かすのに手こずって同じような状況のようで。

財産やら絡む話は気長な対応になりますね。。。
結果が欲しいならそれなりの支援が欲しいのが本音です。

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住宅・都市政策講習会

今日の午後は国交省と東京都の住宅政策・都市政策講習会でした。
担当者が50分程度の持ち時間で政策の最新情報を提供してくれる、
はずなんですけど、、、一寸情報が素案程度の内容で物足りなかった。
ま、いきなり確信の情報は出しにくいでしょうけど、
もう一寸つかみ所ある情報提供してくれないと次が見えない。

特定優良賃貸住宅が地域優良賃貸住宅と再編されて、
子育て世帯向け賃貸住宅の供給にシフトするのは良い。
密集市街地政策は煮詰まった感じがしますね 。
地域NPO頼みになっている感じ。NPOの無い地域残されそう。803

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木造耐火建築講習会修了証

先日受講した木造耐火建築の講習会修了証が届きました。
講習会を受けてから3週間。割と早い。
2X4協会は事務局で名簿管理、修了証はなし。
ある方が顧客への説明に使えて良いですね。757

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木造耐火建築の講習会

木造軸組工法(在来工法)による耐火建築の講習会を受講してきました。
各種試験により国土交通省から1時間耐火構造の認定を受けた構造の講習です。

これにより次のような建築を木造で行えます。
(1) 防火地域の100m2を超え、または階数が3以上の建築物(法第61条)
(2) 準防火地域の1,500m2超え、または地階を除く階数が4以上の建築物(法第62条)
(3) 建築基準法以外の法規により耐火建築物の規制がかかる老人施設や保育園等
(4) 高さが13m又は軒高さが9mを超える地階を除く階数が4以上の建築物(法第21条)
(5) 3階建て以上の特殊建築物(法第27条)

4階建て以下の建物であれば何でも建てることが出来ます。
鉄骨構造や鉄筋コンクリートより重量が軽いので基礎に掛かる負担が少なく、
工事費を抑えることが可能です。また軟弱地盤に対しても軽いのは有効です。

2004年度に枠組み工法(2X4工法)はすでに1時間耐火の認定を受けています。
2年ほど遅れて軸組工法でも可能となりました。規制緩和は外来工法からですねぇ。

枠組み工法の1時間耐火も受講していますが、
構造が柱梁で軸組を組む以外ほとんど同じ内容でした。
余り新しさはなかったですが今後さらに可能性が広がるのを期待します。

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